外来診療
総合診療科外来
総合診療科では診断の「交通整理」を承ります。原因がはっきりしない熱、きっかけが不明な体重減少、慢性的な倦怠感、検査をしても原因が不明と言われた、などの診断が困難な症状、非典型的な症状の原因精査を行います。
また、複数の疾患をお持ちで、整理・全体評価が必要な方の調整を承ります。
必要に応じて入院精査や、専門科と連携を行います。
受診には紹介状が必要となりますので、かかりつけの先生を通してご予約ください。
もの忘れ外来
東北医科薬科大学病院は仙台市が指定している地域型の認知症疾患医療センターです。仙台市に4箇所あるセンターのひとつとして、仙台地域の認知症診療の中心的役割を担っています。東北医科薬科大学病院のもの忘れ外来は、脳神経内科、精神科と当科が協力して診療を行っています。
もの忘れ外来では、認知機能低下が疑われる方に身体診察、画像検査、心理検査などを行い診断をします。認知機能低下は原因によって治療法が異なりますので、必要に応じて薬剤調整や専門科と連携を行います。
基本的に診断、薬剤調整後は、紹介していただいた先生に結果をお伝えして診療の継続をお願いしています。継続診療を地元で行っていただくことで、地元での診療をバックアップする役割を担っています。
認知機能が保たれている方では抗アミロイドβ抗体薬(レケンビ、ケサンラ)の適応となる場合がありますので、希望される場合は抗アミロイドβ抗体薬の導入を行います(抗アミロイドβ抗体薬の適応には細かい条件があります)
受診には紹介状が必要となりますので、かかりつけの先生を通してご予約ください。
もの忘れ外来は複数科が担当しています。総合診療科を希望される場合には、予約の際にお伝えください。
加齢・老年症候群外来
― 年のせいに思える症状を分析し、対応策を一緒に考えます ―
加齢による変化と見分けにくい症状の原因を整理し、対応策を提案する外来です。
高齢になると、ふらつき、歩きにくさ、疲れやすさ、体重減少、もの忘れなど、さまざまな症状が現れます。検査を受けてもはっきりした病気が見つからず、「年齢のため」と説明されることも少なくありません。
しかし、そのような症状の中には、薬の影響、身体や認知機能の変化、栄養状態、生活環境などが関係している場合があります。当外来では、総合診療と老年医学の視点から症状や状態を整理し、改善できる点や生活上の工夫を検討します。
受診前問診を活用し、効率よく情報を整理しながら診療を進めます。予約取得後、来院前に問診票へのご回答をお願いしています。
診療結果や対応方針は紹介元や地域の医療機関にお返しし、担当の先生と協力しながら継続的な診療につなげていきます。
【参考】老年症候群とは?
加齢に伴う症状は経過観察となることが多いですが、症状や状態の組み合わせによって、フレイル、ロコモティブシンドローム、サルコペニア、カヘキシア、軽度認知障害、薬剤起因性老年症候群などの状態として整理できる場合があります。これらは総称して「老年症候群」と呼ばれています。
病気として診断されない場合でも、このような状態として整理することで、改善できる点や生活上の工夫が見つかることがあります。
