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大学院について

研究テーマ例

❶ 社会的背景を含む高齢者予後予測と地域包括ケアモデルの開発

研究テーマ高齢患者の再入院・生活機能低下・在宅復帰を予測する社会医学的リスク評価モデルの開発

❷ 多疾患併存における臨床的不確実性と意思決定支援

研究テーマ多疾患併存高齢者における臨床的不確実性の可視化と、患者中心型問題設定・意思決定支援モデルの開発

❸ 森林環境を活用した地域健康政策と社会実装

研究テーマ森林環境を活用した高齢者のフレイル・認知機能・メンタルヘルス改善プログラムの開発と地域実装

❹ 多職種連携による高齢者ケアの質改善

研究テーマ多疾患併存高齢者に対する多職種協働ケアモデルの開発と健康アウトカムへの効果検証

❺ 老年内科で実施可能な認知症早期診断支援

研究テーマプライマリ・ケアにおける認知機能低下の早期検出と認知症病型鑑別を支援する多面的評価システムの開発

❻ 高齢入院患者の予後・在院日数予測

研究テーマ高齢入院患者の死亡・長期入院・機能低下を予測する老年医学的リスク層別化モデルの構築

❼ 高齢者ポリファーマシーと個別化減薬

研究テーマ高齢者の価値観・生活機能・認知機能を反映した個別化薬物療法と減薬支援モデルの開発

❽ 地域総合診療医の育成と遠隔支援・デバイス開発

研究テーマ地域医療を担う総合診療医の実践能力を高める教育プログラムと遠隔診療支援システムの開発
講座全体を束ねる研究領域

これらのテーマは次の4領域に収束されます。

Ⅰ.高齢者の予後と生活を支える老年医学

  • ❶ 社会的背景と再入院・在宅復帰
  • ❻ 高齢入院患者の予後予測
  • ❼ ポリファーマシーと個別化薬物療法

Ⅱ.認知症・フレイルの早期発見と予防

  • ❺ 認知機能低下の早期診断
  • ❸ 森林環境を活用したフレイル・認知症予防

Ⅲ.複雑な患者を支える総合診療の方法論

  • ❷ 多疾患併存と臨床的不確実性
  • ❹ 多職種協働ケア

Ⅳ.地域医療を支える人材・技術・システム

  • ❸ 自治体と連携した健康まちづくり
  • ❽ 地域総合診療医教育と遠隔支援

当教室では、高齢者の多疾患併存、認知症、フレイル、ポリファーマシー、再入院、在宅療養といった、臓器別診療だけでは解決できない臨床課題に取り組んでいます。

患者の予後を左右するものは、疾患や検査値だけではありません。身体機能、認知機能、心理状態、家族関係、服薬管理、住環境、地域の医療・介護資源などを総合的に捉え、病院から在宅、地域社会までをつなぐ新しい診療モデルを開発します。

研究手法として、臨床疫学、前向きコホート研究、介入研究、質的研究、医療教育研究などを用います。研究成果を論文にするだけでなく、診療支援ツール、教育プログラム、地域ケアモデル、自治体施策として社会に実装することを重視しています。

「高齢者の複雑な問題を解決したい」
「地域医療を科学したい」
「診療現場の疑問を研究につなげたい」

そのような大学院生とともに、次世代の地域医療学、老年内科学を構築します。